ニュース

2025.05.06付
【鉄道貨物のミライ】第21回 命綱の線路使用料特例 鉄道ジャーナリスト 枝久保 達也氏
JR貨物は経営計画「新フレイト21」の下、2001年度に9年ぶりの経常黒字を達成したが、長引く平成不況の影響で経営環境は厳しいままだった。
フレイト21のベースは1996年に設置された「JR貨物の完全民営化のための基本問題懇談会」。経営再建と完全民営化は、現代的な視点では結び付かないかもしれないが、JR貨物は旅客本州3社と同様に旧国鉄の債務を引き継いでいる。本州3社は相次いで上場し、完全民営化の準備を進めており、JR貨物が完全民営化を前提に経営再建を検討…
電子版のIDをお持ちの方はこちらからログインできます!
ログイン