【トラック特集２０２５】解説ドライバー採用　賃上げと企業ＰＲ両輪で　他業種への流出増懸念

　トラックドライバーの採用が厳しさを増している。船井総研ロジの河内谷庸高執行役員は「２０２４年８月以降、トラックドライバー関連の求人検索数が前年割れ傾向にある」と指摘。他業種への転職が増えている可能性がある中で「運送会社は、ドライバーの労働時間が減少しても給与が減少しないように運賃交渉を進めるほか、ＳＮＳを軸に発信を強化し潜在求職者の掘り起こしを図る必要がある」とする。

　トラックドライバーの採用環境を振り返ると、コロナ禍に見舞われた２０年は良好だったものの、２２年には再び以前の厳…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください