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2019.05.21付

2019年3月期陸運決算 営業益、8割が増加 成長持続、鍵は付加価値

 上場陸運企業の2019年3月期決算が出そろった。堅調な荷動きが続く中、新規業務の獲得と既存取引の拡大に加え、適正運賃・料金収受を進めたことで、8割の企業で営業利益が前期を上回った。一方、アナリストは「今後、単純な運賃値上げは難しくなっている」とし、付加価値の高いサービスの提供を成長のポイントに挙げている。

 増益を達成したのは、全35社の82.8%に当たる29社。このうち、19社が2桁以上の増益と好調だった。特に生活関連・消費関連貨物の荷動きが堅調に推移した。…

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