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2016.06.21付

2016春闘 増額幅、中小が大手を逆転 物価横ばいでも賃上げ

 2016トラック春闘では、大手の賃上げ額が落ち込んでも中小が前年並みを維持し、業界内格差の是正が進んだ。この一年で目立った物価上昇がない中での中小の粘りは「過去には見られなかったもの」(運輸労連)。規模間格差が進んだ春闘と位置付けられる。
 例年の春闘は、先行する大手の交渉結果が中小の交渉に強い影響を及ぼし、大手が下がれば中小も下がる傾向がある。だが今年は逆転し、特に夏季賞与では中小の増額幅が大手を大きく上回った。運輸労連の直近の集計では1000人…

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