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2016.02.16付
2016引っ越しアンケート 差別化で利益確保 人・車両が不足し
3月末の引っ越し商戦期までひと月を切った。インターネットによる一括見積もりの普及もあり、価格競争に陥りやすい引っ越し事業。弊紙が実施したアンケート(回答31社)では、約4割の事業者が平成27年度引っ越し市場は「前年度並み」とみる。一方で、事務所移転や単身引っ越しなど強みを生かした業務で差別化し、利益率を高めたいと考えているようだ。
今シーズンの引っ越し市場は前回と比べどうなるのか。「拡大」「やや拡大」の拡大傾向と捉える事業者が37%、「変わらない」が40%、「やや縮小」が20%だった。拡大要因として、「東京五輪前の建設ラッシュに伴う需要」(SGムービング)や「企業の異動活性化」(カリツー)が挙げられたが、「人口減少のため」(アートコーポレーション)…
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