20年度国内貨物輸送量　7.2%減に下方修正　リーマン危機時下回る

　日通総合研究所(本社・東京、青山陽一社長)は、2020年度の国内貨物輸送量の見通しを、前年度の消費増税に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、前年度比7・2%減(前回予想比0・3ポイント減)の43億7580万トンに下方修正した。リーマン・ショックが起きた翌年度の09年度の同6・0%減を下回る見込み。

　消費関連貨物は前年度比5・6%減(前回予想比1・8ポイント増)、生産関連貨物は同9・5%減(同0・3ポイント減)。新型コロナの影響で個人消費、設備投資…

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