黄金のペットボトル問題　全ト協、携帯トイレ助成へ　社会全体の働きも必須

　トイレに行きたいのに行けない―。トラックドライバーのトイレ問題解決に全日本トラック協会(坂本克己会長)は今年度、動き出す。新たな助成制度を開始し、車内で用を足した容器をゴミ箱に捨てる「黄金のペットボトル問題」を解決する。一方、問題解決に向けては、業界内での対策にとどまらず、休憩施設確保や、荷主庭先での長時間の荷待ち削減も不可欠となる。

　トラック業界では以前から、運行上の事情でトイレに間に合わないドライバーがペットボトルに用を足すケースが発生していた。尿入…

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