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2024.04.02付

飲酒運転事故 軽貨物の増加止まらず 周知など対策難しさ課題

 トラックの事故で新たな問題が浮上している。2022年に発生した飲酒運転事故のうち、8割以上が軽貨物自動車による事故だった。運送業界の飲酒運転事故を防ぐため、国土交通省はアルコール依存症に着目した対策を講じているが、個人事業主が多い軽貨物は周知が難しく、難しい対応を迫られている。

 国交省が警察庁の交通統計などを分析したところ、22年にトラック全体で発生した飲酒運転による交通事故は前年比2件増の34件。このうち、軽貨物は28件で全体の82・4%を占めた。この…

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