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2021.09.21付
青果物のロス削減 鮮度情報で販売期間延長 物流合理化にも寄与
食品ロスの削減に向け、新技術を使った取り組みが始まっている。日本総合研究所、イトーヨーカ堂など5社は今年、RFIDなどを活用して青果物の鮮度可視化と各商品の管理を行い、鮮度に応じて販売価格を変える実験を展開した。消費者に鮮度という指標を提示し、1商品に複数価格を設定すると、商品の販売期間を延ばせることが分かった。小売りで青果物の商慣習を見直す機会となれば、物流の合理化にもつながりそうだ。
実験はスーパーマーケットの食品ロス削減を目指した経済産業省の事業で…
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