運転手、10%前後賃上げ　24年問題対策中期計画　新・標準的運賃の推進で

　政府は16日、ドライバーの残業上限規制に伴う2024年問題に対応するための中長期計画をまとめた。このうち、ドライバーの賃上げでは新たな標準的な運賃で原資を確保し、24年度に10%前後引き上げる方針を盛り込んだ。鍵を握る一つが積み降ろし料で、国土交通省は「現在の仕組みでも収受できる。交渉に臨んでほしい」としている。

　中長期計画では、政府が昨年策定した物流政策パッケージの各施策に関し、2030年度までの各取り組みを工程表で示した。何も対策を講じない場合、30…

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