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2022.10.18付

輸出航空貨物 輸送需要鈍化が顕在化 世界経済停滞の影響

 日本発輸出航空貨物の荷動きが鈍化している。米国や欧州での金利の引き上げを契機とした世界経済の停滞で、企業の生産活動や設備投資が抑制され始めていることが理由にあるとみられる。8月実績では、欧米向けは前年比で約2割、アジア向けは約1割減少した。
 国際航空輸送は、速達性があり、運賃が高い特性上、国際情勢、世界経済の動向の影響を受けやすい。航空貨物運送協会によると、8月の混載航空貨物輸出実績は、重量ベースで前年同月比14・5%減の7万6103トン。8万トンを下…

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