製粉各社　物流費が値下げ幅抑制　業務用小麦の価格改定で

　日清製粉グループ、日本製粉、昭和産業など製粉各社は2020年1月10日出荷分から、業務用小麦粉の価格を品目により25キログラム当たり35～130円値下げする。物流費の高騰を織り込む。
　対象となるのは、商社や卸など特約店向けに販売する業務用小麦粉。10月1日から、輸入小麦の政府売り渡し価格が5銘柄平均で8.7%の引き下げられたことに伴う動きだ。
　価格改定額は25キログラム詰め1袋当たり、強力系小麦粉が3社とも130円の値下げ、中力系・薄力系小麦粉が100…

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