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2024.04.09付

荷待ち・荷役「2時間」の政府方針 荷主個社の改善に後退 発着合計「6時間」もOK

 運送現場の働き方改革のため、昨年5月に示された荷待ち・荷役「2時間以内」ルール。当初こそ、1運行全体で約3時間の荷待ち・荷役時間を2時間以内にという全体最適が意図されたが、今年2月閣議決定の物流総合効率化法改正案では、荷主ごとでトラック予約受付システムを導入して取り組めばよいといった内容に後退した。「1日の運行で(発側2時間、着側2件2時間ずつで)トータル6時間もあり得る」と関係者は実態が悪化するリスクを懸念する。

 運送業界の一部で、物効法改正案の荷待ち…

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