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2022.01.18付

物流の適正価格 転嫁は安定供給の大前提 標準的運賃、猶予あと2年

 標準的な運賃が2020年4月の告示からあと2カ月余りで丸2年を迎える中、荷主への転嫁の動きは緩慢なようだ。タリフ(運賃表)の直接の対象である区域会社からは、「浸透に時間がかかる」の声。この10年弱、適正運賃収受をけん引した特積み各社でも、コロナ禍の長期化で交渉は手探りが続く。猶予はあと2年。物流サービスの安定供給へ、転嫁は間に合うのか。

 7日開催の物流業界新春賀詞交換会で、標準的な運賃を含め適正運賃・料金収受の現状と課題を、各企業のトップ・幹部に聞いた…

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