ニュース

メインビジュアル

2023.06.06付

標準的運賃・働き掛け制度 時限定めず「当分の間」延長 業界の要望実り法改正へ

 2024年3月末までの時限措置とされている標準的な運賃の告示制度と、荷主に対する働き掛け制度の延長に向けた貨物自動車運送事業法の改正案が議員立法で提出され、1日、衆院で可決された。トラック運送業界の強い要望を受け、時限を定めず「当分の間」延長するとしたことが改正案のポイント。早ければ8日以降にも参議院での審議を経て、可決・成立に至る見通しだ。

 標準的な運賃の告示制度と、荷主による違法原因行為への対処である働き掛け制度は、24年4月からの残業上限規制適用など…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください