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2023.12.26付

標準的な運賃 物価踏まえ運送原価改定 タリフ引き上げ根拠に

 来年4月の残業上限規制の適用を控え、ドライバーの賃上げ原資確保のため、国土交通省の検討会が見直しを進めてきた標準的な運賃。現下の物価動向を踏まえたタリフ(運賃表)の引き上げや、目安となる荷待ち・荷役の料金水準が焦点だった。算出に当たってのポイントをまとめた。

 15日に公表された提言によると、国交省の検討会が示したタリフの引き上げ率は全国平均で約8%。改定後の距離制運賃は現行より平均8・7%、時間制運賃の基礎額は7・1%上昇させる。
 算出に当たっては、9月に実施し…

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