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2018.02.06付
業界のいま 縮小する出版市場 紙は6.9%の減少
出版市場の縮小が止まらない。全国出版協会によると平成29年、紙の出版物の推定販売金額は前年比6.9%減少の1兆3701億円。13年連続のマイナス。8年のピーク時から比べて約半減となり、出版不況に歯止めがかからない状況だ。
書籍が同3.0%減の7152億円。昨年は中央公論新社の「中公新書」が話題になったことなどを受けて、新書の売れ行きが前年を上回った。単行本でも、吉野源三郎が大正期に執筆した『君たちはどう生きるか』が漫画化されヒットするなどプラス要因はあったが…
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