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2023.09.05付

最低賃金の引き上げ 1500円へ迫られる適正収受 年3%上昇継続の公算

 最低賃金は2030年代半ばに1500円へ―。岸田文雄首相は8月31日、新たな目標を表明した。23年度の全国加重平均は1004円に達し、国が当初目標としていた1000円の大台を突破した。だが、物価上昇が続き実質賃金がマイナスで推移する中、有識者は「経済環境を考慮すれば、最賃は従来のような年3%ほどの引き上げが続く」と話す。

 基本給が最賃の水準に近いドライバーが少なくない中、最賃引き上げが続けば、今後も継続的な賃上げは避けられず、原資となる運賃・料金の…

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