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2022.05.10付

昇降設備・保護帽 国、義務付け拡大を検討 2t以上5t未満の車で

 トラックからの積み降ろし作業を安全に行うための昇降設備に関し、厚生労働省は装着の義務付け対象を広げる方向で検討に入った。昇降設備の定義などをまとめた後、最大積載量5トン以上とする対象を「2トン以上5トン未満」に見直す考えだ。荷役作業時の保護帽(ヘルメット)の着用も対象を広げる方針で、労働災害で特に多い墜落・転落事故の防止を図る。

 4月28日開催の荷役労災の防止策を話し合う検討会で方針を示した。同検討会で詳細を詰めた後、労働安全衛生規則の改正に着手する。
 労働…

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