日通・医薬品輸送　狙いは〝川上〟が中心　超低温対応も着々

　NXグループの日本通運(本社・東京、竹添進二郎社長)は、医薬品プラットフォーム(基盤)の構築で川上業務の獲得を目指している。6月には、大阪府寝屋川市の「西日本医薬品センター」で、ワクチンなどの製剤に関する製造工程の一部を受託できる「医薬品製造業1号区分」の許可を取得。製造分野のバックヤードなど、川上での物流業務獲得に注力する方針だ。
　1号区分の許可を得て、7月、西日本医薬品センターでバイオ関連医薬品の物流の扱いを本格的に開始した。「同センター周辺には、医…

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