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2014.11.04付

日通 積合せ運賃9.7%値上げ 11月から全国で適用

貸し切りに続き、一般積み合わせトラックの運賃も改定――。日本通運(本社・東京、渡辺健二社長)は1日から、一般積み合わせトラックの届け出運賃を9.7%値上げに踏み切った。4日、国土交通省に届け出る。

 今回の値上げは、安定的で良質な物流サービスを提供するため。トラックドライバー不足の顕在化などを背景に、人件費や社会保険料など法定福利費が上昇。燃料価格も高値で推移するなどコストアップ要因が増加。「企業努力だけではコントロールできず、運賃に転嫁せざるを得ない」(日通)と判断した。
 同社は、積み合わせトラック届け出運賃を平成2年に運輸省(現・国交省)に届け出て以来、適宜改定。10月末までは、23年に国交省に届け出た運賃を適用してきた。…

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