日販　全国への輸配送網維持　出版物流の効率化図る

　出版取り次ぎの日本出版販売(本社・東京、奥村景二社長)は出版物流網の維持に向けた取り組みを強化する。これまでも配送頻度の削減を進めてきたが、現状の仕組みやルールのままでは将来の維持は難しいとして、出版社・書店とも協力し、さらなる物流効率化を図る。
　休配日を増やし、荷物をまとめ配送して配送頻度を削減する取り組みは年々拡大。日本出版取次協会のカレンダーによると、2018年は14日、19年は15日だった土曜休配は、20年には22日となり、平日の休配日も3日加えた。効率化…

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