改正物効法の特定事業者　容積がち荷主、対象外の恐れ　〝取扱貨物重量〟指標なら

　6月28日開催の国土交通省、経済産業省、農林水産省の3省合同会議で示された、改正物流総合効率化法の特定事業者の指定基準で、米菓・スナック菓子のような容積がちの大手荷主が指定の対象外となる恐れが出てきた。取扱貨物重量が大きい順に荷主を指定する方向性が打ち出されたためだ。委員からも指摘がなされたが、国は検討の余地は残るとしながらも、現時点で方向性を修正することは想定していないようだ。

　特定事業者の指定基準について国は合同会議で「類似制度の省エネ法の指定基準も…

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