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2018.03.06付

待遇改善に猶予なし 2018春闘(後編) 闘う姿勢に温度差も 各組合、問われるビジョン

 15日に大手が交渉のヤマ場を迎える今春闘。運輸労連(難波淳介委員長)と交通労連(山口浩一委員長)共通の賃上げ要求額は3年連続の1万1000円だ。一方、すでに要求段階から足並みがそろわない状況も一部に見られる。人手不足を打開するための労働条件整備が求められる中、足元の業績ではなく、中長期のビジョンづくりも問われそうだ。
 春季生活闘争、略して春闘。労働者の生活水準向上を目指す、労働者による闘いが原点だ。だが昭和47年の交通・運輸100万人参加の…

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