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2017.04.04付
大手引っ越し各社 繁忙期、受注抑制の動き 時短と平準化にらみ
繁忙期を迎えている引っ越し業界にも長時間労働改善を見据え、〝受注抑制〟の動き――。3月下旬から4月上旬は特に企業の転勤や進学で引っ越しが短期間に集中する。引っ越し各社は、学生などを雇って作業員を確保し、旺盛な需要に応えてきた。だが、従業員の長時間労働は避けられず、大手を中心にピーク時の受注件数を抑える動きが見られる。
アート、繁忙期受注を2割減
アートコーポレーション(本社・大阪府大東市、寺田千代乃社長)は今期、労働環境の改善に取り組んできた。繁忙期の長時間労働を防ぐとともに、作業の平準化を狙い、受注件数を抑制する方針を3月初旬に決定した。3月下旬~4月上旬の約2週間の受注件数を前年比で約2割削減する。顧客には繁忙期を外すことを提案し…
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