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2015.03.31付

売上増も利益率は悪化 全ト協・25年度経営分析 燃料上昇分転嫁できず

 全日本トラック協会(星野良三会長)はこのほど、全国のトラック運送事業者の平成25年度決算を基にした経営分析報告をまとめた。貨物運送事業の売り上げに当たる1社平均の営業収益は前年度比12.3%増の2億234万円となった半面、営業利益率は1ポイント以上下がった。燃料価格の上昇が要因。
 営業収益は、7年連続の減少に歯止めがかかり上昇に転じた。車両規模にかかわらず上昇し、地域別では北海道を除く地域で前年度に比べ上昇。「26年3月の消費増税前の駆け込み需要による貨物量増加や、運賃単価の引き上げなどが奏功した」(全ト協)。…

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