ニュース

メインビジュアル

2018.12.18付

国際貨物鉄道 存在感増す新輸送手段 経済関係強化も追い風

 国際貨物鉄道の存在感が高まっている。従来国際物流は、海上と航空の2モードが主流。だが、中近東の地政学リスクや航空貨物の庫腹スペースひっ迫で、航空より安く、船より速い第三の輸送手段として鉄道が注目され始めている。
 日本から欧州向けの鉄道輸送は、ウラジオストクからシベリア鉄道に入るルート。近年は中国の「一帯一路」政策で欧州向けの鉄道ルートが整備され、中国からアジアを経てロシア・欧州とつなげるルートも生まれた。
 シベリア鉄道は「日露の関係強化でニーズが…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください