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2016.10.04付

原油価格 OPEC減産で合意 上昇限定的、シェール効果で

 原油価格が上昇局面を迎えそうだ。石油輸出国機構(=OPEC)の加盟14カ国が9月28日、アルジェリアでの臨時総会で原油生産量を日量3250万バレルに制限することで合意した。
 産油国は近年、北米のシェールオイルに対抗して増産を続けてきた。だが、原油の供給過剰による値下がりで産油国の財政が悪化。「OPECへの信頼低下による価格調整力が弱まる」との加盟国の懸念から、これ以上の増産は得策ではないと判断したとみられる。
1バレル50ドルを挟んだ値動きか…

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