厚労省立ち入り調査　8割超が労基法令違反　改善基準も高止まり

　厚生労働省が平成29年に立ち入り調査したトラック企業のうち、8割以上が労働基準法関連の違反で監督指導を受けていたことが分かった。この数年、トラック企業による法令違反は増加しており、労働基準局は「悪質な違反に厳しく対応していく」としている。
法令違反の疑いがあるとして、昨年、全国の労働基準監督署が調査したのは4295事業所。このうち、84.0%に当たる3607事業所で労基法関連の違反が見つかった。最も多かった違反は労働時間の超過で60.4%、割増賃金の未払い…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください