ニュース

メインビジュアル

2023.10.31付

危険品倉庫 近畿圏で建設活発に 港湾、内陸どちらも不足

 近年、物流各社が近畿圏で危険品倉庫の整備を進めている。背景にあるのが供給不足で、この10年間の動きを分析すると、関東圏・中部圏に比べて倉庫の新設が進んでいなかった。一方、EV(電気自動車)、半導体などの製造で使う危険品貨物の拡大や、荷主の法令順守の高まりで需要が急増しており、各社からは「今後もニーズは底堅い」との声が上がる。

 国土交通省の倉庫統計季報によると、2021年度の危険品倉庫の所管面積は68万4000平方メートル。12年度の41万3000平方メートル…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください