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2015.12.08付

医薬品物流 賠償リスクに戦々恐々 高額なら1箱数千万円

 医薬品物流を取り巻く環境が厳しさを増している。医薬品は1ケース当たりの単価が数百万円~数千万円するものが少なくなく、実運送業者は多額の賠償金を支払わねばならないリスクを背負う。月初に集中する輸送の平準化、国際的な品質管理基準への対応など課題が山積。医薬品物流が「ハイリスク・ローリターン」になりつつある。
 実運送業者は不測の事態に備え、メーカーに一つの事故に対する賠償金額の上限を求めるなど、対策は講じている。だが医薬品は、病院や薬局など医療機関の要望を卸が受け、…

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