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2020.08.18付

副業・兼業の労働時間 従来の「通算」で年内決着 企業の逃げ道を断つ

 働き方改革の目玉の一つ、副業・兼業を推進する上で検討課題だった労働時間を本業と副業で通算する現行の方式について、労働者の自己申告に基づき見直さない方向で年内にも決着する。労働時間を通算しない場合、残業に上限規制を設けた改正労働基準法に対する企業側の逃げ道になるとみられていた。ドライバーにも残業上限規制が4年後に適用されるが、トラック各社は労働時間の削減と管理強化に向け一層の努力が求められそうだ。

 政府の規制改革推進会議が昨年6月、副業・兼業を促進するため労働時間…

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