ニュース

メインビジュアル

2018.08.14付

全ト協・平成29年交通事故分析結果 5年ぶり増で対策急務 全国の6割、目標に届かず

 全日本トラック協会(坂本克己会長)によると、平成29年の事業用トラック1万台当たりの死亡事故件数は全国平均で「2.1件」となり、目標の1.5件以下に届かなかった。昨年は全国的に死亡事故が増加し、目標を達成できなかった自治体は6割に上った。
 全ト協の交通事故統計分析結果によると、昨年発生した事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は前年比12件増の270件で、5年ぶりに増加した。
 国土交通省が昨年、新たな事業用自動車総合安全プランを始動したことを受け、全ト協は従来の計画を改定。達成に向けて、業界で車両1万台当たりの死亡事故件数を「1.5件以下」とする目標を定めている。
 昨年の達成状況を見ると、目標値を達成したのは北海道や東京、岐阜、滋賀、徳島など18地域…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください