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2022.06.14付
企業の価格転嫁率 運輸・倉庫は2割弱 多重構造が一因
燃料などのコストアップに対する「運輸・倉庫」の価格転嫁率はわずか2割弱にとどまっていることが、帝国データバンクが8日に公表した企業の価格転嫁動向に関するアンケートで示された。多重下請け構造で交渉が難しかったり、大手荷主が転嫁を拒否したりしたことが主な理由。
価格転嫁率の最も低い業種は「運輸・倉庫」で19・9%。次に低いのが「飲食料・飼料製造」の33・6%で10ポイント以上の差がついている。転嫁が進んでいる業種は、「建材・家具、窯(よう)業・土石製品卸売」で…
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