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2023.08.08付

丸和運輸機関 被災地に高栄養食品を 保冷コンテナ備蓄提案

 被災地に栄養価の高い食事を―。丸和運輸機関(本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長)は、自然災害などの非常時に円滑で安定した物資供給を支援する「BCP物流」の一環として、災害避難民に不足しがちな栄養価の高い食材を供給するため、主に自治体に対し、グループ所有の保冷コンテナを活用した備蓄の提案を行っている。
 同じくAZ―COM丸和ホールディングスグループの丸和通運が所有し、鉄道輸送で用いているクールコンテナを活用した備蓄方法を提案。GPSで遠隔からでもコンテナの設定温度や庫内温度の確認・変更を管理できるシステムと、備蓄品の在庫状況、賞味期限を管理できるシステムを併用し、平時から備蓄品管理を徹底した上で、災害時に確実・迅速に避難所へ届ける体制の構築を支援する。
 クールコンテナは、貨物積載量4・1トン。20度~マイナス25度の範囲で0・5度刻みの温度設定ができ、満タンで給油しておけば、約4日間連続運転が可能。GPSを搭載し遠隔での監視・制御もできる。

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