中小の人手不足　事務、配車6割で課題　デジタル化に諦め感も

　中小物流企業の6割以上が事務・配車業務で人手不足や人員体制の課題を抱えていることが、帳票ソフトの開発・販売を手掛けるウイングアーク1st(本社・東京、田中潤社長)の調査で分かった。一方、解決手段として有力なデジタル化に対しても半数弱が「期待できない」と回答。手詰まり感もうかがえる。
　デジタル化推進の実態に関する調査は10月、中小物流企業の管理職や運行管理者、配車担当ら513人に実施。「見積もり・受注・請求の懸念や障壁」を聞いた質問では、複数回答で「人手不…

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