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2014.10.21付
ルールを守るのがプロ 経営も安全最優先で 全ト協・全国トラック運送事業者大会 第一分科会「トラック業界の交通安全対策の推進について」
ことしに入り増加傾向にある事業用トラックの死亡事故――。全日本トラック協会(星野良三会長)は緊急安全対策を打ち出した。業界一丸の取り組みが急務となる中、9日に福岡市で開かれた第19回全国トラック運送事業者大会の第1分科会でも「安全」がテーマに。3人の経営者が自社の安全対策を発表した。
運送会社の管理者、ドライバー向けに安全教育を手掛けるプロデキューブの高柳勝二代表取締役が、前大会に続きコーディネーターを務めた。冒頭、高柳氏は安全対策のポイントとして「自然にできること」を挙げた。「『やらなければ』と思っている間は、焦りやイライラ、疲れでつい忘れてしまう。だが、プロはどんな時も手順を省かない。事故を起こさないのがプロではなく、安全のためのルールを守るのがプロドライバー」(高柳氏)。
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