ニュース

メインビジュアル

2023.05.16付

ヤマトHD 運賃交渉滑り出し順調 物流網維持へ理解求め

 ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)は、2024年3月期の宅配便平均単価が23年3月期比33円増の736円となる見通しだ。エネルギーコストや人件費上昇への対応、社員や協力会社の労働環境改善に向けた運賃適正化交渉の成果が、下期を中心に出てくる見通し。
 過去3年間では、毎年取扱個数を増やす一方、宅急便単価は700~704円で推移していた。736円になれば、直近で最も高い20年3月期の726円を10円上回る。
 ヤマトHDは24年3月期までの3カ年中期…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください