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2016.02.23付

ドライバー実態調査 拘束時間3割が守れず 国、来年度から対策を加速

 全国のトラックドライバーのうち、3割以上が改善基準告示で定めた拘束時間などを超えて運行している実態が、国土交通省の調査で明らかになった。長距離輸送ほど傾向が強く、品類別では特殊品、農水産品など幅広い業種で長時間労働が起きていた。同省は荷主と事業者が連携し課題改善に取り組む実証実験に加え、内閣府の予算も活用しながら対策を進める。
 厚生労働省、内閣府と共催する19日の有識者協議会で結果を公表した。調査は昨年9月実施。全国1252社、5029人の…

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