ドライバー不足　応募来ず、強い危機感　獲得→「定着」へシフトも

　トラックドライバー不足がより深刻化している。これまで一定数を確保してきた中堅以上の運送企業でも、「今年はほとんど応募がない」との声が聞かれるようになってきた。他産業との競争激化や地域特性に加え、バラ積み・棚入れなどの労働条件も影響しているようだ。新規採用が困難になる中、人材の獲得から「定着」にシフトする企業も増え始めている。

　厚生労働省によると、トラックドライバーを含む自動車運転従事者の有効求人倍率は前月と同じ2・62倍。全体平均より2倍以上高い状況だが…

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