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2017.04.04付

ドライバーの働き方改革 政府、まさかの急ブレーキ 休出含まず残業年960時間

 トラックドライバーの労働時間短縮の流れに、働き方改革を主導するはずの政府が〝待った〟をかけた。3月28日開催の政府会議で、ドライバーの年間残業時間を一般職の5年後に罰則付きで年960時間、月平均80時間とすることが決まった。数字は休日出勤を含まず、拘束時間は改善基準告示が定めた3516時間と変わらない。過労死認定基準の月平均80時間を超える労働を、国が容認したことになる。
 働き方改革実現会議で示された実行計画で、安倍晋三首相、石井啓一国土交通大臣…

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