トラックは〝脱デフレ〟鮮明　物流費増受け　値上げ相次ぐ

　今年も物流費上昇を理由に、荷主が製品・商品の値上げを打ち出す事例が相次いでいる。トラック運送は深まるドライバー不足を受けてコスト上昇局面が継続。設備も軽油もじわじわ値上がりし、足元は〝脱デフレ〟局面。企業の生き残りには「運賃や付帯作業料などサービスの対価を、適正収受することが必要」(野村証券の広兼賢治エグゼクティブ・ディレクター)と言えそうだ。
　物流費や人件費、材料費の上昇をきっかけにした、製品・商品の値上げは11月以降の発表だけに限っても、10月のアサヒ…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください