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2024.10.22付

トラックの働き方改革 残業「先食い」に警戒感 下期の輸送力不足に懸念

 下期に入り、トラックの輸送力不足に対する警戒感が高まっている。4月にドライバーの労働規制が強化された中、一部で「残業時間の先食いが起きているのではないか」との見方があるためだ。特に輸送の大半を外部委託する物流子会社などから不安の声が聞かれ、国土交通省も「残業時間の確認と管理をしてほしい」と呼び掛けている。

 「年度途中のため顕在化していないが、年960時間の(残業上限の)貯金を食いつぶしている企業もあるのではないか」。9月18日、全日本トラック協会の全国ト…

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