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2024.04.23付
ゾンビ企業 金融政策変更、一層厳しく 運輸・通信3割弱が該当
金融政策の変更で、経営体力の乏しい企業の環境が厳しくなりそうだ。中でも、利益で借入金の利払いを賄えない「ゾンビ企業」は、事業継続できないケースが増える可能性も出てきた。運輸・通信業は、少なくとも3割弱が該当するとされる。今後は安易な返済猶予なども難しくなる見通しで、倒産数の増加も予想されている。
ゾンビ企業は、利払いが厳しく経営破綻状態にあるのに、国や金融機関の支援で存続できている企業を指す言葉。国際決済銀行は利払いに対し、利益をどれだけ稼いでいるかを測…
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