【離職対策これが決め手】第4回　中堅社員の離職防止　リクルートジョブズ　宇佐川邦子ジョブズリサーチセンター長

　前回は、新卒者の離職を防止する対策を説明した。入社から3年以上が経過し、一定の業務経験を積んだ社員は「中堅社員」と一般的に呼ばれる。職場の中心的な役割を担う立場にあるが、一定数の離職者が出ている。
　企業にとっては、最も活躍してほしい社員であり、将来の管理職候補になる中堅社員が離職してしまうのは大きな損失。今回は25～35歳までの若い中堅社員を念頭に、離職を防止するための対策を説明する。
　まず、中堅社員の離職状況を確認したい。総務省の労働力調査によると…　

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