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2015.08.04付
【集中連載 国際経営の本質 現地化が進まない訳】 第4回 我が社の経営理念で絆
日本企業は、海外の市場をつかむための〝現地化〟で欧米企業に遅れをとる。だが大阪商業大学の古沢昌之教授は、「グローバルな人的資源管理システムの構築も同時に図らなければ成功は勝ち取れない」と警鐘を鳴らす。国民文化の異なる人々との信頼関係を担保する「我が社の経営理念」の浸透が欠かせないという。
前回、世界で戦うには現地化だけは不十分で、グローバルな人事制度との同時達成が欠かせないと指摘した。いまは海外の有能な人材をグローバルな枠組みに統合して、現地発のアイデアを世界に広げていく時代。…
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