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2016.10.18付

【長時間労働どう改善?】第3回 高度な物流、多くの要員 名城大学経済学部 山本 雄吾 教授

 前回までに、トラック運送事業の長時間労働などの厳しい労働環境が人手不足を招いていることを示した。加えて、近年の物流ニーズの高度化、サービスレベルの向上が、一層労働需給をタイトにしていると考えられる。つまり、多頻度少量輸送や時間指定配送など物流サービスの高度化は、より多くの労働力を必要とし、結果として人手不足を招く。
 平成22年の営業用トラックの全品目の流動ロットは0.77トンで、2年の1.77トンから半分以下に大きく下落した 。よって仮に輸送量を一定とすれば…

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