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2024.11.26付

【鉄道貨物のミライ】第14回 貨物安楽死論を越えて 鉄道ジャーナリスト 枝久保 達也氏

 1970年代後半に本格化した貨物輸送の近代化、ヤード系輸送から直行系輸送への転換の裏側で、鉄道貨物の地位低下は加速した。
 75年から85年にかけ、国内貨物輸送の鉄道分担率は約13%から約5%、輸送量は466億トンキロから半分以下の201億トンキロに減少。一方、自動車は1297億トンキロから2161億トンキロに急増し、鉄道の10倍以上となった。
 『貨物鉄道百三十年史』は国鉄貨物輸送の急速な衰退について、物流が売り手市場から買い手市場に変わったにもかかわらず…

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