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2017.03.28付

【過労死ゼロへ】第10回 年休〝貧乏〟物語 関西大学名誉教授 森岡 孝二 氏

 安倍内閣が導入を目指す時間外労働(残業)の上限規制について、経団連と連合のトップ会談を受けて13日、「1カ月上限100時間未満で決着へ」との見通しだ。
 長年の懸案だった長時間労働の削減に政府がいよいよ乗り出すかといわれていたが、結局は「100時間以内」か「100時間未満」かという茶番劇の揚げ句、過労死ラインの残業を容認する線に落ち着くことになった。
 日本の長時間労働の制度的要因としては、①青天井の長時間残業の横行②サービス残業(賃金不払残業)のまん延③勤務間…

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