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2017.03.14付
【運転席から物流論】 第171回 なぜ守れない乗務員の労働基準 トラックドライバー ジャーナリスト 長野 潤一 氏
いま政府で議論されている「働き方改革」で、繁忙期の「月100時間」の残業上限が攻防ラインとなった。月100時間はいわゆる過労死ライン。従来「月45時間以内が望ましい」とされてきたため、「100時間の法制化は逆にお墨付きを与える」と批判も。結局、「100時間」のラインで決着しそうだ。すると繁忙期の月労働上限は変形労働時間制で277時間(31日の月)となり、21日出勤で計算すると1日平均労働13.2時間となる。
ただこれは一般労働者の話。トラックドライバーは現状でも…
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